水害の記録~倉敷市真備町の西日本豪雨災害~

平成30年7月豪雨(通称西日本豪雨)で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町の住人による災害備忘録

高馬川越水そして水が来た

7月7日 1時36分
緊急速報メールが入る。

避難指示(真備、小田川北側)
こちらは倉敷市です。

小田川の北側に避難指示を発令しました。

箭田付近で高馬川の堤防が越水し、小田川から水が高馬川の北方向に流れ込んでいます。

直ちに高台に避難してください。
倉敷市総務局防災危機管理室)

 

小田川の北側!?
南側じゃなかったのか。

まいった。
これはただじゃ済まない可能性が相当高まった。
しかも避難指示だ。

まだ、「このまま何もせず無事にやり過ごせるかも」と期待をしていたが、そうはいかないかも・・・。

しかし高馬川ってどこだ??
当時は小田川支流の名前までは知らなかったので具体的な場所がイマイチわからない。
ここから遠いのか?近いのか?
支流が越水したくらいでは大きなことにはならないはずだ。

そう思っていたところ、すぐに弟が家に飛んできた。
悪い知らせだろうな・・・とすぐに思ったが案の定だった。

「水がそこまで来た!」


マジか・・・。参った。