水害の記録~倉敷市真備町の西日本豪雨災害~

平成30年7月豪雨(通称西日本豪雨)で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町の住人による災害備忘録

避難指示

排水ポンプによる池の水抜き作業は功を奏し、池の水はどんどん減っていった。
小一時間で池の8割くらいの水量になったので、このまま排水していれば大丈夫。


とりあえず一安心だった。
このまま雨が止んで行ってくれれば・・・。


爆発音がしてからすぐ、緊急速報メールが届く。

避難指示
こちらは倉敷市です。

現在小田川の水位が急激に上昇し、小田川の南側が氾濫するおそれがあります。

このため、23時45分に真備地区・小田川の南側にお住まいの方に避難指示を発令します。
避難場所は、真備総合公園体育館、岡田小、園小、二万小です。
速やかに避難をお願いします。
倉敷市総務局防災危機管理室)


避難指示だ。

小田川の南側が危なかったのか・・・。
南側と言っても範囲は相当広くてどこのことを指すのかはわからない。
服部地区、二万地区、川辺地区の一部など・・・。


具体的に「ここ(の場所)がこうなっていて危ない」という情報が入ったので、正直少し安心した。
具体的に、どこの地区だとわかればもっと良かったかも。

うちは北側だから大丈夫、というわけではない。
南側に溢れるのなら北側にも溢れる可能性は十分にある。
でもなんかちょっと安心したのだった。