水害の記録~倉敷市真備町の西日本豪雨災害~

平成30年7月豪雨(通称西日本豪雨)で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町の住人による災害備忘録

土砂災害を警戒していたのに

その緊急速報メールは21時59分

避難勧告(真備)
こちらは倉敷市です。
梅雨前線により大雨が降り、高梁川の急激な水位上昇に伴って、小田川の水位も急激に上昇しています。

22時00分に真備地区全域に避難勧告を発令します。
後略


土砂災害ばかり気にしていたのだけど、洪水の警報が出るとは・・・。
すっかり頭から消えていた。
しかも避難勧告。

「・・・大雨が降り、高梁川の急激な水位上昇に伴って・・・」
とあるが、これは大雨のためではなく、高梁川上流のダムを一気に放流したからだった。
色々な調査でも分かっている様子。

ここで地域の位置関係を少し。

真備町に大きく関連する河川は

高梁川岡山県3大河川の1つ。真備町総社市の境を南北に流れてる)
小田川高梁川水系の支流で広島県東北部から岡山県西部を流れる一級河川真備町辺りで高梁川にほぼ垂直に連結する)
高馬川末政川真谷川小田川の支流。豪雨では全ての支流が決壊した)